食品ロスとは?取り組み方や日本の対策 アプリなどをご紹介

フードロスのイメージ写真 生活改善体験談

フードロスのイメージ写真

食品ロス(フードロス)という言葉・・・

聞いてはいても、具体的に取り組んでいることは、

一家庭では限られているし、

たかが知れているだろう。

と、あまり深刻に考えてきませんでしたが・・・

地球規模で考えると、深刻な問題です。

こんなにも格差が有ったら、

いずれ、とんでもないことになるのではないか?

現状の私たちが出来ることの対策やアプリをご紹介します。

食品ロスとは?

「 食品ロス 」とは、まだ食べられるのに捨てられる食べ物の事です。

私たちの住む、日本では、なんと!!

毎日10トントラック約1760台分の食品が捨てられているという現実に、ただただ驚くと言うか、あきれると言うか・・・

いったいどこからそんなにもの食品が廃棄物として出てくるんだろう??

単純に疑問に思った筆者は、いろいろ調べました。

1日に1万7600トン = 年間にすると、643万トン・・・

頭の中に想像できない程の量だと言う事しか解りませんよね!

少しだけ解り易く言うと・・・この量・・・食糧難に苦しむ人を救済するために、世界が援助している食料の約 《 1.65倍 》の量です。

ここだけ言うと、世界よりも大量の食糧!!

となりますが・・・ちょっと違いますよね。

ここでは、日本がそれ程、食品ロスが多い国なんだと言う事をわかってほしく思います。

さて、この大量の食品ロスはいったいどこから出ているのだろう?

この年間643万トンの内、スーパーや飲食店から約・・・352万トン。

家庭からの食品ロスが、残りの291万トン!!

この、643万トンという膨大な量は、私たち日本国民全員がごはん茶碗1杯分の食べ物を毎日捨て続けているのと同じ量!!という事が判明!!

1人1人の量はわずかでも、日本国民全員でとなると、こんなにも多くの廃棄とつながります。(汗!)

ここまで書いてきて、食品ロスを知っても、まだ、そんなの私は知らない!これからも嫌いなものは残すし、賞味期限切れの物は捨てるしかないじゃない!!

と、思う方は、日本では無い国で(食糧難に苦しむ国)で、暫らく生活して、食べ物のありがたさをわかってから日本にお戻りください!と言いたいほどですが・・・

食品ロスがこのまま続くとどうなるのか・・・

世界で食べるものが無く飢餓や栄養不足で苦しんでいる人の数は、約8億2160万人もいます。

その一方、日本では、643万トンの食品ロス!!

しかも、日本の食料自給率(カロリーベース)は約37%。

この数字でお分かりのように、日本では食料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。

食品ロスの分を、食糧難で苦しんでいる人たちに回せたら!と、単純な筆者は思ってしまいました。

もっと先の事も視野に入れてみましょう!

現在の世界の人口は、約77億人です。

あと30年後の2050年には約97億人になると考えられています。

30年後の地球は、20億人も人口が増えるのです。

食べ物や、水などの資源は有限です。

私たち日本人は特に、食べ物や水が無尽蔵にあると勘違いして食べつくしていて、危機的状況にあります。

このままの暮らしを続けていたら、地球ひとつの資源では到底足らないことは明白です。

今の日本の食品ロスの状況は、水道の蛇口を開いて出しっぱなし状態で放置しているようなものです。

出してしまった水は、だれか喉が渇いている人にまわせばいいのに、日本の場合は《出しちゃった水だから安全性が分からない。そんなもの他の人にあげて、何かあったら責任取れないから捨てちゃおう!》

これ、一択で処分してしまっています。

世界を見ると、他の先進諸国は、もっと日本よりも進んだ法律やリユースの方法を工夫して行っています。

でも、日本と言う国は、安全性も過度に気にしていますし、規格も厳しく設定しているためなかなか制度が進まない現状です。

だからこそ、水道の蛇口をしめて水の出し過ぎ(食べ物の作り過ぎ、売り過ぎ、買い過ぎ)を防いで行かないといけませんよね!

限られている資源・・・みんな1人1人が食品ロスを減らしていく努力と工夫を求められています。

日本の対策取り組みは?

大手のコンビニ各社が、賞味期限間近のお弁当やおにぎりを買うと、ポイントが2倍などという、取り組みを始めたり、値引きして販売していたり・・・

いろいろ工夫自体は始まっている様子です。

どれくらいの成果があるのかはまだ始まったばかりなので、注目していたいと思います。

一方、民間や自治体では「 フードバンク 」・「 フードドライブ 」と呼ばれる活動が行われています。

まだ食べられるのに捨ててしまう食品を企業や家庭から回収し、食料を必要としている施設や家庭などに寄付をするという取り組みです。

先駆けて行われていたのはやはり、東京都内ですが、今後、この例を踏まえて、各県にも同じ取組みが進み始めています。

食品ロス対策アプリ

「 もったいない! 」がお得に変わる!

毎月定額料金で近くのレストラン等の余った食材や料理を楽しめる、アプリが、何個か見つかりました。

¥2980/月で、1日1食が、無料で食べられる(ただし店舗は限られるが)という事なら、かなりお得なのでは?

外食が多い方にはおすすめのアプリ!!

焼き肉屋さん・居酒屋さん・イタリア料理屋さん他・・・250店舗が参加して、食品ロスの削減に乗り出している模様です。

こちらの企画も、アプリ登録しても、実際にお店が無ければ遠くまで食べに行く必要が出てきますので、有料のアプリですから、登録する前にお住いの地域に何店舗の参加しているお店があるのかをご確認の上、登録してくださいね!!

東京都内や、大阪府内にお住まいの方は、問題ないと思います。

¥1980/月のアプリも見かけましたので、お住まいの地域と、ご自身のニーズに合えばご登録して、食品ロスを減らす取り組みのご協賛をしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

食品ロス・・・この問題は、私たち一人一人が、お茶碗1杯分のロスを減らすだけではいけないような気がします。

もっと、地球規模で取り組むべき問題を、先延ばしにすることが良いことだとも思えませんが、出来ることからコツコツと取り組むことも大事だと思いますので、さっそくアプリの検討をはじめようと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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